So-net無料ブログ作成
検索選択

ニュージーランド航空 ビジネスクラス (2014年夏版) [airlines and lounge]

nz1.jpg

今回は、日本とニュージーランドを結ぶ唯一のエアライン、ニュージーランド航空のビジネスクラスのついて記します。現在、日本とニュージーランドの直行便は成田ーオークランドのみの運航です。繁忙期になると成田ークライストチャーチの臨時便が出ることがあります。
南半球に位置するニュージーランド。日本との時差は3時間で、地図を見ると近そうに感じますが、実は結構遠いのです。片道10時間も飛行機に乗らないと到着しないのです。ニューヨークやパリと距離的にはあまり変わらないということになるのです。そのために移動機内でのホスピタリティはニュージーランド旅行の重要なファクターとなります。ニュージーランド航空の機材、サービスはどうなっているのか、詳しく解説していきます。

予約
チケットは直接ニュージーランド航空のウェブで予約するか、旅行代理店経由で入手するかになります。ニュージーランド航空はスターアライアンスに加盟しているのでANAの予約電話からも購入できます。
驚いたのは、金額の差です。特に夏は観光客が多いので価格の変動が大きいです。そして繁忙期は購入する場所やタイミングでも大きな変動がありました。同じ日の同じ席でも価格差が生じますので、ニュージーランドにアクセスする場合はいくつか調べた方が無駄は出費を避けられます。

ニュージーランド国内を移動する場合は、同時に国内線のチケットも手配しましょう。国内線は別で購入するよりかなり安くなります。
国内移動は鉄道やバスがありますが本数が多くなく不便です。移動は航空機が便利です。

チェック・イン
ニュージーランド航空はスターアライアンスの各空会社が集結する成田空港第一ターミナルから出発します。受付はニュージーランド航空専用カウンターとなります。係員はANAスタッフが担当しており気持ちよくチェックインできます。ただANAカウンターよりも簡素な説明です。ラウンジの場所や出国の仕方、荷物の制限などは説明がなかったので、わからない場合は自分で聞いてください。注意するポイントは、通常ANAビジネスの場合、預け荷物は32kgまでですが、ニュージーランド航空の場合は23kgまでです。23kgを越えると超過料金を支払わなければなりません。ニュージーランドは入国の際、食物の流入に神経を尖らせているので、スーツケースに食べ物は入れておかない方が安心です。入国の際、虚偽申告すると大変面倒なことになります。

ラウンジ
ラウンジは、第4サテライトにあるANAのビジネスラウンジを利用します。スターアライアンスが集結しているターミナルだけあって夕方は混み合っています。混んでいる場合は、距離がありますが第5サテライトにあるもうひとつのANAラウンジに行くのがいいでしょう。スターアライアンス・ゴールドメンバーであれば第3サテライト入り口にあるユナイテッドのラウンジに入ってしまうのも良いでしょう。
ANAラウンジは、JALのラウンジに負けないように食事のグレードが良くなっています。人気のヌードルカウンターではそばやうどんの他、カレーも常備されています。酒の種類も豊富ですので、ラウンジで食事を済ませ、機内では食事をしないということも可能です。

機材
2014年の夏の時点でニュージーランド航空は2つの機材を使っています。ボーイング777-200ERとボーイング767-300ERです。ビジネスクラスには大きな差があります。777はヘリボーン式の座席で、767は2-2-2の旧型シートです。それぞれ一長一短があるので、事前にチェックが必要です。ニュージーランド航空にはファーストクラスの設定がありません。ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3タイプの設定となります。プレミアムエコノミーとエコノミーは座席自体は同じでシートピッチが異なります。

シート
ヘリンボーン式
ヴァージン・アトランティック航空やエア・カナダのビジネスクラスと同じシートです。nz2.jpgこのシートの特徴は、全席通路に面していることと長さ2メートルのフルフラットベッドになることです。通路に対して座席が斜めに並んでいて、それぞれに適度な高さの壁があります。キャビン全体を上から見ると魚の骨(ヘリンボーン)のように見えることから、この名で呼ばれるようになったそうです。最近JALやANAが導入した個室感覚のシートと比べるとシート幅が狭いですし、モニターが小さいという問題がありますが、それ以前の2-2-2のビジネスクラスのシートと比べると快適です。
このシートのメリットは、隣の人を気にすることなく通路にアクセスできることに尽きると思います。トイレに行く際はとても楽です。そしてフルフラットのベッドになるのも良いのですが、このシート、ちょっとくせ者なんです。シートを倒していくと、そのままベッドになるわけではなく、シートのリクライニングはある程度のところでストップしてしまいます。ベッドにする場合は、スイッチを押すと座席の背面がひっくり返り、ベッドになります。問題は、フルフラットまではいかなくても適度にリクライニングしている姿勢がとれないのです。寝ると決めたらフルフラットなんです。ちょっと本を読みたいときなど微妙に背面を起き上がらせることはできません。私の場合はフルフラットを諦め、座席ポジションでリクライニングを最大にして過ごしています。これだと背面が立ちすぎなんです。
このシートのもうひとつの特徴として、ベッドメイキングがあります。ベッドの操作が面倒なので、ベッドにする際は客室乗務員が手伝ってくれますが、巨大なマットを敷いたりして時間がかかります。往路の食事後などは一斉にベッドメイキングが始まるので、結構待つことになります。やり方を覚えてしまえば自分でできますが、初めてこのタイプのシートに乗る方やご高齢の方にはフレンドリーとはいえないシートです。

2-2-2式
数年前まで、ビジネスクラスと言えばこのタイプでした。座席が席・席・通路・席・席・通路・席・席という配置です。ニュージーランド航空のシートは全てニュージーランド産の皮張りとなっています。127cmのシートピッチは快適です。そしてウィング式のヘッドレストや大型のフットレストなども快適です。但しフルフラットにはなりません。問題点は窓側の座席に座った場合通路に面していないので、通路側の乗客が知り合いではない場合気を遣うことがあげられます。あとは、やはりヘリンボーン式のような個室感に乏しい点もマイナスでしょう。
nz3.jpg

個人的には、適度に傾斜可能な2-2-2のシートの方が使い勝手は良いと思います。殆どの乗客は、見た目でヘリンボーン式を選ぶでしょう。

機内エンターテイメント
777も767もオンデマンド式のエンターテイメントシステムを装備しています。ただ最近の他社のビジネスクラスと比べるとモニターは小さく解像度がSDなのが残念です。
シートに備え付けのガイドを見ると視聴できる映画や番組が載っています。基本英語日本語は変なフォントで紹介されており、どの作品に日本語字幕が入っているのかなど我々日本人にはわかりにくいのが残念です。私ががっかりしたのは画質です。これで映画を見ようとは思いませんでした。映画がお好きな方でしたら是非、事前にiPADなどに映画をダウンロードしておくことをお勧めします。

食事
ネットではニュージーランド航空の機内食は美味しいと記されていることが多いのですが、私はそうは思いませんでした。ビジネスクラスなのに必要最低限の食事です。特に和食が弱いと感じました。日系航空会社のエコノミーの料理を皿に盛りつけているだけという印象です。これは行きも帰りも同じです。折角ニュージーランド航空に乗るのですから肉料理をお勧めします。とても美味しいという訳ではありませんが、和食に比べると良い方だと思います。
驚いたのはワインです。ニュージーランド産のワインとスパークリングワインが多数用意されていますが、これが結構美味しいのです。勿論ANAのワインリストのような豪華さはありませんが、味は良かったです。

トイレ
777であろうがウォシュレットは付いていません。機能的でさっぱりしたトイレです。トイレ内は狭いので着替える場合は肘が壁にあたります。

アメニティ
これまた必要最低限のものがポーチに入って用意されています。特に嬉しいというものではありません。

サービス
ニュージーランド航空の乗務員は皆さん気さくで明るくフレンドリーです。不快な思いはしないでしょう。言葉はニュージーランド訛りの方がおおいですが、特に気になりません。言葉がわからなくても丁寧な対応をしてくれます。日本人の搭乗員も乗っていますがニュージーランド人で全く問題ないです。

logo-airnz-225x39-black.pngニュージーランドに行く場合、カンタス航空を利用してオーストラリア経由だったり、シンガポール航空を利用してチャンギ経由という方法もありますが、トランジットに時間がかかります。やはり直行便のほうが楽です。そうなると選択肢はニュージーランド航空しかないのが現状です。といっても嫌なサービスや古い機材だったりしませんので、これで十分だと思います。日系航空会社のような手厚いサービスに慣れてしまうと物足りないかも知れませんが、世界標準から考えると十分満足の出来る航空会社だと思います。
nice!(67)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 67

コメント 10

YAP

ヘリンボーン式のシートにそんな欠点があったとは。
未だにフルフラットになるビジネスクラスシートに乗ったことがありません。
by YAP (2014-07-29 08:21) 

beluga

今の時期なら、スキーですね、行きたいな~
by beluga (2014-07-29 19:35) 

まる

こんにちは。

時差が3時間なのに10時間も移動するのですね。  

快適に過ごせる工夫や努力が必要ですね。
by まる (2014-08-03 10:28) 

Traveler

YAPさん、こんにちは。
ビジネスクラスのシートデザインはどんどんよくなってきています。
最近ではシンガポールエアがいいですね。
by Traveler (2014-08-03 17:26) 

Traveler

belugaさん、こんにちは。
ニュージーランドは空港の近くにスキー場がおおく便利ですね。
by Traveler (2014-08-03 17:27) 

Traveler

まるさん、こんにちは。
日系航空会社が運航してくれるといいのですが。
by Traveler (2014-08-03 17:27) 

TaekoLovesParis

丁寧な説明で、ニュージーランド航空の新しいヘリンボーン方式と食事のこと、よくわかりました。ビジネスクラスは取り扱い旅行社によって価格差がかなりあるなと私も思いましたが、やはり、そうなんですね。
by TaekoLovesParis (2014-08-03 17:58) 

aloha

ニュージーランドもニュージーランド航空も未経験なので、
とても興味深く読ませて頂きました。
価格の変動が大きいと、予約にコツが要りそうですね。
by aloha (2014-08-04 11:58) 

Traveler

TaekoLovesParisさん、ご無沙汰です。
航空券、本当に価格差がありますね。
とりあえず5社くらい調べると価格帯が見えてきます。そして日によっても金額に差があるので1日前後させるだけで半額になったりします。

by Traveler (2014-08-06 12:34) 

Traveler

alohaさん、こんにちは。
ニュージーランド、日本と似て非なる国でした。
景色は素晴らしかったですよ。
by Traveler (2014-08-06 12:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。