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アリタリア航空 ビジネスクラス 「マニフィカ」(2016年版) [airlines and lounge]

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今回は日本とイタリアを唯一直通で結ぶアリタリア航空のビジネスクラスについて記します。
ご存知の通り、JALがイタリア直通路線から撤退後は、日本からイタリアの直行便はアリタリア航空のみとなっています。現在は成田―ミラノ線、成田―ローマ線が毎日1便づつ運行されています。どちらも機材はボーイング777です。クラスはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーとなっています。
アリタリアを利用する最大のメリットは東京から乗り換えなしでイタリアに行くことができる点につきます。では、フライトの状況を詳しく見てみましょう。

チェックイン
成田空港では第一ターミナル北ウィングでのチェックインとなります。カウンター業務はJALが請け負っているので、スムースにチェックインできます。しかし、上顧客専用の通関レーンなどはありませんので、一般の方と一緒に手荷物チェックをすることになります。
ローマ空港ミラノ空港では、上顧客用のレーンが用意されています。

マイレージ
ali1.jpgアリタリアはスカイチームのアライアンスグループなので、アリタリア独自のミレミリア会員かスカイチームでマイレージを貯めることができます。日系航空会社はスカイチームには加盟していませんので、マイルを貯めるには日本人には不向きと言えます。

ラウンジ
成田空港では、第1ターミナル北ウイング第2サテライト デルタ航空スカイクラブラウンジ利用します。アリタリア専用のラウンジはありません。
ラウンジはシンプルなデザインで好感が持てます。食事のラインナップは一昔前の日系航空会社のラウンジのようです。種類はおおくありませんが、軽食が用意されています。飲み物はワインなど酒類はもちろんコーヒーやソフトドリンクなどがあります。
ラウンジで美味しい食事をしようとか、いろいろと酒類を楽しもうと思わなければ、問題ありません。そしていつも空いています。
ローマ空港には、通関手前とターミナルにアリタリア・ラウンジがあります。ローマはアリタリアの中心的空港なのですが、ラウンジはなんとも質素です。そして狭いのです。
常に込んでいて、トイレはいつも行列ができています。おそらくイタリア人はラウンジにあまり興味がないのだと思います。エスプレッソやカプチーノはとても美味しいのですが、それ以外の食事は期待してはいけませんし、セキュリティが甘いのでラウンジ内で手荷物を気にしなければなりません。このあたり、日本人には物足りない設備です。
ミラノ空港は、ローマよりは快適です。ただし食事は最低限のものしかありません。
イタリアから日本に戻る際は、ラウンジにいるよりは広い空港で買い物をしたり食事をしたりする方がはるかに楽しいと思います。

機材
シート
ali3.jpg座席配列は、1-2-1。スタッガードシートとなっています。真ん中の2つ席は離れている席と並んでいる席があるので、カップルの場合は並びの席(ペアシート)を選ぶことができます。事前に予約することをお勧めします。ANAなどのスタッガードシートは全ての席が互い違いになっているためカップルが並んで座ることができないので、アリタリアのこの座席配置は新婚旅行の方などにとってが大きなメリットとなります。
シート幅は54cm。フルフラットになります。マッサージ機能は、結構激しく音もそこそこうるさいです。
アメニティ
サルヴァトーレ・フェラガモによるアメニティは男性用と女性用を用意しています。2013年「TravelPlus Airline Amenity Bag Awards(Travelplus航空アメニティバッグ賞)」を受賞しました。中身も充実していてイタリアらしさを感じられます。フェラガモのロゴ入りポーチは他者に比べるとデザインも素晴らしく、旅行後も使えるものです。ポーチすらつかない航空会社が増えている中で、このサービスは嬉しいです。
機内食
グローバル・トラベラー誌のベスト・エアライン・キュイジーヌ賞(最優秀機内食賞)を2010年より5年連続受賞しているそうですが、なんとも貧相で美味しくないというのが感想です。20年前のアリタリアビジネスクラスの食事はとても豪華で、機内でパスタを茹で、とても美味しいメイン料理に驚かされたものです。時代が立ち、現在の機内食は日系航空会社と比べると見劣りがしますし、パスタはチンしただけの一部が乾燥して硬くなったものです。味付けも美味しいとはいえません。
ワインのセレクションは、イタリアワインを取りそろえていて頑張っていますが、やはり日系航空会社と比べると見劣りがします。
往路は日本で料理しているためイタリア料理の美味しさが引き出せていないのかと思いましたが復路の機内食も微妙なものでした。往路の場合は、空港に美味しいレストランがたくさんあるので、飛行機に乗る前に美味しいイタリアンを食べてしまう方がいいと思います。ローマ空港のpeckなどオススメです。
シートテレビサービス
イタリア人なら満足ができるラインナップだと思いますが、日本人にとっては日本語化されている映画やドラマが少なく物足りません。私はスカイマップは見ましたが、映画やドラマを見ることはありませんでした。日本語字幕が付いているのは数本で、メジャー映画です。
ゲームなどもそれほど充実していないので、アリタリア航空に乗る場合は自分の携帯に音楽を入れたりiPADなどに映像を入れておいて見たり、雑誌や本を事前に購入しておいたほうがいいと思いました。
トイレ
数が少ないのですが広めのトイレが用意されています。トイレ自体は日系航空会社のようにウォシュレットが装備されているわけではなく、スタンダーな造りとなっています。席数に対しトイレの数が少ないので、着陸前には混雑します。

到着後の荷物ピックアップ
ビジネスクラスの乗客の預け荷物にはプライオリティタグがつけられていますが、だからといって優先的に出てくるとは限りません。エコノミー客の荷物が出た後にプライオリティタグの荷物が出てきたりします。このあたり、イタリア人気質が感じられ楽しいのですが、急いでいるビジネスマンはイライラするかもしれません。この現象はローマ空港ミラノ空港成田空港共通でした。

通関
イタリアの通関はよく言えば簡単、悪く言えばいい加減です。到着便が重なるとかなり待たされることになりますし、ラインのマネージメントもいい加減です。この辺りはイライラせずのんびりと待つしかありません。特にプライオリティラインなどは存在していませんでした。

総じて、アリタリア航空利用のメリットは、やはり東京から乗り換えなしにイタリアに行くことができるという点です。フランクフルトやパリ乗り換えに比べ数時間早いこと、そして乗り換えの不便がありません。ビジネスクラス利用に関しては、他社のビジネスクラスと比較して可もなく不可もなくという感じです。ただカップルにとっては並びのシートがあることは大きなメリットでしょう。
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johncomeback

ご訪問&nice ありがとうございます。
僕は国内旅行(主に鉄旅)専門なので海外に疎く、
大変興味深く貴ブログを拝読させていただきました。
時間が有る時に過去記事も拝読させていただきます(^^)
by johncomeback (2016-07-06 15:54) 

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